【個展×焼飯】すべてのギャラリーにチャーハンを置くべき6つの理由


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個展の開催を検討中のみなさま、並びに、開催中のみなさま、チャーハンを用意してください。

半チャーハンでじゅうぶんです。

と申しますのも、


ギャラリーにはチャーハンが足りないというクズコンバレー総研の仮説が発表されました。

一部の素晴らしい個展を除き、個展というものは、文字通り、個人的な創作の発表である以上、来訪者にとって退屈なものである恐れがあります。

クズコンバレーで調査した結果、個展に訪れた客の実に96.3%が、帰って寝たいと回答しました。

せっかく丹精こめて作ったブレスレットや、手染めの手ぬぐいや、絵てがみや、まずいラーメン屋の標語みたいなやつや、できそこないの俳句などよりも、クズコンバレーでは、睡眠が優先されます。

とはいえ、アーチストがいる以上、なんとかして、自由かつ闊達な表現の場を活性化する必要があります。

そこで、チャーハンが必要になります。

 

■チャーハンが嫌いな人はいない

あなたの身近に、チャーハンが嫌いで仕方がないという方がおりますでしょうか。

さまざまなアレルギーはありますので、タマゴアレルギーの方などには申し訳ございませんが、あまりチャーハンが食べられないという方には出会ったことがありません。

チャーハンが人を幸福にする蓋然性が非常に高いということになります。

個展で発表する作品が、人を幸福にすることを目的としている場合、チャーハンによってその幸福を増幅させられるチャンスを逃す理由はないはずです。

 

■多少、作品に引きがなくてもチャーハンで補える

漆器、陶器、油絵、水彩画、銅細工、銀細工、木彫りのマトリョーシカ、絵本、様々な作品があると思います。

これらは、高い芸術性を保っており、そのために、一般の商流に乗らないものが多うございます。

必ずしも売れるものが良い物ではないことは言うまでもありませんが、とはいえ、芸術性が高すぎて、引きが弱いという傾向にはあります。

そこで、一般に広く浸透しており、さらに作った者の気持ちが伝わるチャーハンがあれば、芸術性の対局にある安定感で、一般のお客様を集められるうえに、作品が目的で訪れたお客様も満足させることができます。

 

■「ギャラリー」「個展」に対する敷居が低くなる

残念ながら、多くの人々は、「個展」に行った経験がかなり少ない現状があります。

芸術は皆のものであり、多くの人がつくり、多くの人がそれを享受する関係性が好ましいものです。

まだまだ、一般人の間で、街なかでやっている個展にふらっと立ち寄ってみようという気になる人はごく少数。

しかし、チャーハンの匂いにつられて中華屋の暖簾をくぐる人はかなりの数、おります。

チャーハンの力を借りることで、集客のきっかけを作ることができるわけです。

 

■もてなしの心が伝わる

中には、俺の作品を見ろ!という押し付けがましいギャラリーがあることも否めません。

そんなとき、小さなお椀にチャーハンがもられていたらどうでしょうか。

少なくとも、客は作品を見て満足するのが当然、という姿勢とは一線を画すことができます。

パラパラのチャーハンを前に、作品の悪口を言える人はおりません。

来てくれてありがとう、せっかくなのでゆっくり、視覚でも味覚でも楽しんでいってください、という気持ちで、チャーハンを用意してください。

 

■スープもあるといい

スープは、チャーハンにとって最大のパートナーです。

パラパラであるほうが価値があるとされているチャーハンでありますが、パラパラばかりでは口が乾いてしまうというジレンマを孕んでいます。

作品にかかってしまう、と危惧するのであれば、スープコーナーは一角に設けて、チャーハンのみ歩きながら食べてもらうのがよろしいでしょう。

 

■ニチレイのやつでもじゅうぶん

もちろん、アーティスト本人が中華鍋を振うのが一番ですが、最近は冷凍食品のチャーハンでも、素晴らしいクオリティのものが多々あります。

味覇などの調味料を使えば、素人でもおいしいチャーハンが作れますが、輪島塗の天才が、料理に関してはからっきしというケースもあります。

それであれば、無理に料理する必要はありません。冷凍チャーハンを解凍したものを、大きな容器に入れて用意しておいてください。

それだけでも、きっと気持ちは伝わるはずです。

さて、今後、チャーハンのない個展を目にしたら、「なんだ、チャーハンねえのか」と考えるように、あなたの頭をロックしました。

個展などによく、感想や住所を書く謎のノートがありますが、「チャーハンがあるといいと思いました」などと書くように心がけてください。

これは、主張ではなく運動であります。

想像してください。すべてのギャラリーでチャーハンが食べられる世の中を。

小腹が空いたら、ちょっと見知らぬ誰かの個展に入り、世界観とチャーハンを一緒に腹に入れられる。

アートと社会の未来形がここにはあります。

どうか日常炒飯事となりますように。

 

 

※すべてのギャラリーにチャーハンを。すべての個展に焼飯を。

http://yurubo.net/voice_roots/497

 

 

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