【…カチッ】人の充電器を自分の携帯に華麗に差し替えるときに見落としがちなこと1ダース


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情報化時代です。

それは情報がお金と同じような価値をもつ世界ということでもあります。

いますぐ携帯が見たい、かけたい…

はっ、電池が切れそう、なのに充電器がない…

あ、隣の友達はつないでるぞ…

そんな経験がおありの方も多いのではないでしょうか。

相手の充電器を外し、自分の携帯に挿す。

我田引水という言葉があるように、この手の駆け引きはいつの時代も経済戦争を象徴します。

ここでは、見落としがちな、充電器を自分のほうに挿し替える際のポイントを12ほど挙げてみたいと思います。

 

 

 

 

1. 外す音を鳴らさない

これは基本です。
この話は、電源を挿すときと、抜くときの音についての問題なので、鳴らすつもりでいるなら、まだ考えが整理できていないと思われます。
心構えとして、まずしっかりと見据えてください。

 

 

2. 抜くときは、まず左から。

携帯電話の充電器を挿したことがある方ならお気づきの方も多いかと思われますが、たいていの充電器は、左右双方に、押すやつがついています。

まず左の押すやつで、ひっかかるやつを、ひっかかってるところから外してください。
次に、右の押すやつで、ひっかかるやつを、ひっかかってるところから外してください。

あとは、川のせせらぎのような気持ちで、するりと抜いていきます。

決して、あせって両方の押すやつを両方から押さないでください。手が震えて、押すやつを離してしまった際のリスクヘッジと言えば、おわかりかと思います。

 

 

 

3. ミュートにしておく

これも基本ですね。
事前に済ませておくべきものです。おしっこと同じです。

 

 

 

4. 積極的に話しかける

相手の意識を会話に向けることで、テーブルの下の充電器に意識を向かせないという、若干高等テクニックです。

というのは、会話というものが、生物として高等な通信技術であると同時に、自分の意識を、手を充電器、口を会話に向け、頭ではそのどちらも制御しなければならないからです。

会話の中で、「じゅ」という言葉が出たところで、勢いあまって「じゅうでん」と言ってしまわないことです。

「特需」「もんじゅ」「米寿」「月桂樹」「安寿と厨子王」「饅頭こわい」などの、通称キラーワードは避けるのが懸命でしょう。

 

 

5. 視覚をそらさせる

問題は、聴覚だけではありません。視覚もまた強力な刺客です。
四角いテーブルなら死角があるのでいいですが、和室のアパートなどでは、自らの体で隠すしかありません。

そうしたケースにおいて、やはり目をそらさせるということが重要なことは言うまでもありません。

窓があるならば、やはり窓のほうを見させるのが自然です。
「あっ…」

などと言って窓の外を見られたら、たいがいの人はつられて見てしまうものです。

「ヒコーキ雲…?」
「どこどこ?」
「ほら、あのガスタンクの谷間のとこ」

などと、架空のヒコーキ雲や飛行船、アドバルーンなどを作り上げるのもよろしいですね。

「ああ、ちがった」

の一言で、最後はまとまります。

 

 

6. 相手がトイレにいくタイミングを逃さない

相手がトイレにいくタイミングを逃さないでください。
トイレに行くということは、男性であれば小便か大便、女性であれば小便か大便か化粧かなにかです。

つまり、ある程度の時間が担保されているということです。

その時間、充電していられる?

寝言を言ってはいけません。

目先のエネルギーに捕らわれるのではなく、環境を整えるのです。

座布団でもなんでも、かぶせてしまい、自然な「くずれ」を出してください。

相手の携帯電話と自分の携帯電話、そしてコードの端という三要素を、自然分散的に配置するのです。

 

 

7. 利尿作用のある飲み物を飲ませておく

ビールやコーヒーなど、おしっこが近くなる飲み物を用意するのも、ひとつの手段です。

カフェ+バー、カフェバーになった気分で、コーヒー、ビール、コーヒー、ビール、コーヒーと交互に流しこんでやりましょう。

ちなみに、喫茶室ルノアールには、メニューにバドワイザーもありますが、つまみに適したものはないので、こぶ茶をオーダーしておまけのおかきに期待するしかありません。

 

 

 

 

8. くしゃみをする

「いえーっくしょん、っとくらああああ!!!!」

と、語尾に響きを持たせてください。

細川たかしさんのような、こぶしをきかせて伸ばすのも効果的ですが、普段からそういったくしゃみをしない方々には、不自然に聞こえてしまうというデメリットがあるため、あまりお勧めできません。

 

 

9. 咳払いをする

「ウン! ウ、ウン!! ウ、ウウン!!!」
と、のどがいがらっぽい感じを出してください。

「大丈夫?」と聞かれる

その心の隙に、充電器を付け替えます。

冬場は風邪や乾燥などで咳の演出をしやすいですが、夏場は夏カゼという説得力に欠ける要素になるので、食べ物などを詰まらせるのが一般的です。
ミルフィーユ、バウムクーヘン、最中などの引き出物があったらしめたものです。

 

 

10. 電気は誰のものでもないという論陣を張っておく

これはみつかった時のリスクを劇的に低減させてくれます。
視覚・聴覚で気づいたとしても、相手の脳は、それは重要ではないことを決めているので、看過される可能性があります。

エネルギー問題の話題から、そもそも論へとスムーズに移行してください。

 

 

11. スケールの大きい話をする

エネルギー問題まで話題がいけば、もうひと息。
そう、宇宙です。
金環日食や、スーパームーンなど、天体への興味も深まっているなか、宇宙の話題はしやすい環境です。

よもや、ブラックホールが広がっている話や、H2Aロケットの打ち上げの話をしているときに、目先の充電器にカリカリする人はいないでしょう。

いる場合は、その人との関係の充電器を外してしまうほうが人生が豊かになります。

 

 

12. 頼んで借りる

やはり、これが一番しっくりくる、という方も多いのではないでしょうか。

百計、話すにしかず。

「ちょっと充電器借りていい?」

と、口角をすこし上げ、覗きこむような下から目線で、「ボールとらしてください」といって他人の敷地に入っていく子供のような無垢な笑顔で打診してみましょう。

きっと、「いいよ」と言ってくれます。

充電。

その重要性は、あくまで端末ではなくソフトウエアでもなく、コンテンツです。

大切なメールを待っているかもしれないし、おばあちゃんが危篤という知らせが来るかもしれません。

そんなとき、遠慮していては、大切な自分のコンテンツを逃してしまいます。

限りある地球資源を費やし流通している、誰のものでもない電気を、充電器の所有権によって私有化するのは間違っています。

堂々と、かつコソコソと、あなたの大切な携帯電話を充電して世界を明るくしてください。

 

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