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クズマスターです。

クズキュレーターより送られたクズブラー http://kuzcon.tumblr.com/ から、気になったニュースをピックアップします。

 

小学校教頭、風俗支払いに「自分で作った」偽札

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120403-OYT1T00806.htm

 

教育には「深さ」があります。

 

「人にやさしくしなさい」と口で言うより、「人にやさしくするとはどういうことか」を、教科書などを使って教えることのほうが、生徒はより優しさについて深く理解します。

もっと深いのは、先生が、身をもってやさしさを見せることです。

 

綺麗事のように思えるかもしれませんが、これは本当のことです。

特に、大量のデジタルデータに埋もれて育つこれからの子供には、文字情報よりも、体験から得る総合的状況が、人格形成に与える影響が重要になります。

 

とうぜん、そこが「やさしさ」ではない別のものだとしても。

 

今回の事件は、大まかにいえば、学校の先生が身をもって「創意工夫の大切さ」を教えてくれた例です。

一般的な先生は、図画工作の授業や部活、委員会活動などで充分とおもっておりますが、やはり先生が背中を見せてあげることが大事です。

 

常々、保険金目当ての殺人などの嘆かわしい事件を耳にするたびに、「人を殺すくらいなら、その金額を刷ってしまうほうがマシなのではないか」と思います。

 

金目当てに殺人する人の目には、人殺しより偽札づくりのほうが罪が重いと映っているのでしょうか。金とは恐ろしいものです。

さて、この先生の功績は、ここ生徒たちは「創意工夫」をしても、「それが高い抽象度からみると間違っていることもある」、ということを身を持って知ることになったことです。

自分で作った偽札の出来がよかったとき、先生はきっと職人的喜びに震えていたのではないでしょうか。

裏ルートを使うでもなく、支払いをしないで逃げるのでもなく、先生は自分で作ることを選びました。すべての罪を自分で背負いました。

人生はいいと悪いの二択ではありません。

 

生徒は、この複雑な、事件という名の演劇教育によって、非常に多くのことを学んだ。

皮肉ではなく、先生とて人間なので、悪いこともする。でも、みつかったら、つかまってしまう。子供の社会も、大人の社会も同じなんだ、そうかこれは実地教育なんだ、と思えば、子供の教育への熱の入り方も変わります。

生徒は先生の、かっこいいところ、ずるいところ、すべて見ています。

なにも、悪いところを見せたからといって、子供の人格がすべて狂うわけではありません。

ここの生徒は、他校では知ることのできなかった、「すこし深い何か」を学びました。それでいいではないですか。

 

クズマスター

 


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